反歌




反歌とは、長歌のあとに詠み添えられた短歌のことをいいます。かえしうたともいいます。

内容は長歌と同様ですが、長歌の持つ意味を適切にまとめたものとして、成立しました。そのため、古い長歌には反歌の現存しないものもあり、また反歌が旋頭歌の形式のものもあり、多岐に渡りました。
反歌は万葉集に例が多く、1首だけではなく、数首ある場合もありました。

柿本人麻呂等の歌人の反歌には、長歌のまとめだけではなく、その内容に長歌からの独立性も見られました。




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