大王と諸氏族の連合制から天皇制に代わり中央集権封建体制下となると国家的な文字や詩作能力が重要視されるようになり、政治的命により国威称揚の短歌や優れた短歌が、古代の貴族によって編纂されるようになって成立した歌集のことです。
おすすめの記事
大友黒主(くろぬし)
大友黒主は、平安時代前期の歌詠みで、六歌仙の1人です。大伴黒主という記載も見られる場合があります。 生没年不詳の人物ながら、大伴氏が弘仁14...
ヤナギダカンジ
ヤナギダカンジ:プロフィール 1972年、福岡県生まれ。 2004年 第七回フーコー短歌賞大賞受賞(新風舎)。 2006年 『プラシーボ』で...
新古今和歌集
新古今和歌集は鎌倉時代、新たに興った文学の連歌に侵蝕された歌の世界をみやびにしようという目論見で編まれた歌集です。8番目の勅撰和歌集になりま...
私撰和歌集
私撰和歌集とは、1人または複数の、歌を詠む人が、自らの好み等を基準として、古来からの数多くの和歌の中から纏めたいものを選び出して編集した私的...
万葉集(まんようしゅう)
『万葉集』は現存する最古の和歌集です。数多くの歌人による、およそ4500首もの歌が収録されています。 『万葉集』は7世紀後半から8世紀後半く...
旋頭歌(せどうか)
旋頭歌は和歌の一種です。 長歌や短歌とともに、奈良時代以前からの和歌として知られます。 五・七・七・五・七・七拍という繰り返しのような韻律と...
縁語(えんご)
縁語とは、関連する意味の言葉を連ねることで、その言葉の持つイメージに広がりを持たせ、かつ強調してよりインパクトを与えようとする和歌作りの上で...
山田富士郎
山田富士郎:プロフィール 1950年(昭和25年)生まれ。 1987年 『アビー・ロードを夢みて』で角川短歌賞。 1988年 第一歌集『アビ...