大王と諸氏族の連合制から天皇制に代わり中央集権封建体制下となると国家的な文字や詩作能力が重要視されるようになり、政治的命により国威称揚の短歌や優れた短歌が、古代の貴族によって編纂されるようになって成立した歌集のことです。
おすすめの記事
内藤明
内藤明:プロフィール 1954(昭29)年、東京都生まれ。「音」編集運営委員。早稲田大学教授。歌集『壺中の空』『海界の雲』、評論集『うたの生...
中学生の短歌の作り方
初めて中学生が短歌を作るときは、31音の五・七・五・七・七に縛られたような感じで、どのように作ればいいかわからない人が多くいるのではないでし...
五七調と七五調
五七調とは、二句切れや四句切れの短歌のように、『五七』から始まる韻律が繰り返される詩の形式のことです。 万葉集に多く、素朴な印象を読み手に与...
後撰和歌集(ごせんわかしゅう)
後撰和歌集は第2番目の勅撰和歌集で、三代集の1つです。全20巻で、1425首から成ります。 藤原兼輔、紀貫之、伊勢といった古今和歌集に登場し...
拾遺和歌集(しゅういわかしゅう)
拾遺和歌集は、古今和歌集と後撰和歌集に続く第3番目の勅撰和歌集の名前です。 三代集と呼称される和歌集の最後の1つで、全20巻、およそ1350...
喜撰法師(きせんほうし)
喜撰法師は、平安時代の僧侶で、六歌仙の1人です。 生没年が未詳の人物で、情報が少なく、それゆえに紀貫之の別名といった説まで浮上していました。...
文屋康秀(ふんやのやすひで)
文屋康秀は平安時代前期の歌人で、六歌仙の1人です。中古三十六歌仙の1人としても挙げられます。生年は不詳の人物ながら、仁和元年(885年)に亡...
小池光
小池光:プロフィール 昭和22年6月28日、宮城県槻木町葉坂(現柴田町)で生まれる。昭和38年宮城県立仙台第一高等学校入学。東北大学理学部大...